新型コロナウイルス感染拡大後、初のプロトーナメントが前日16日から2日間、36ホール・ストローク競技で行われた。黄金世代で、昨季賞金シードを手にした吉本ひかる(21=マイナビ)は通算イーブンパーの16位。「まだ試合に慣れていないので、距離感とか完璧じゃないです」。自粛期間中に、松山英樹の飯田光輝トレーナーと出会い、トレーニングの指南を受けた。「例えばジャンプスクワットとか、ゴルフにつながるメニューを教えてもらいました」という。

25日から、女子ツアーのアース・モンダミンカップが始まる。自宅のある滋賀・高島町から車で現地に向かう予定。「アプローチをもっと調整したい」。今年の目標はツアー初優勝。「昨年は意識があやふやでしたが、今年ははっきりしています」と力強かった。

新型コロナウイルスの感染が拡大して以後、初のプロトーナメント。特別協賛の電子機器メーカー・エレコムらによる500万円と募金を合わせ、大阪市を通じて医療従事者に寄付する。