巨人に敗れ、厳しい表情で腰に手を当てる与田監督（左）。手前は大島
◇30日 巨人3－2中日（東京ドーム）
中日は1点を追う9回に3四死球で1死満塁のチャンスをつくったが、大島が巨人・デラロサの初球を打つも遊ゴロ併殺打に倒れ、惜敗した。試合後、与田監督は大島の“初球打ち”に「しょうがないです。ああいう四死球3つでストライクを取りにくるところを狙いにいったわけだから、これはしょうがない」と責めなかった。
この日は1軍に復帰した先発・勝野が初回に3点を失う苦しい展開。6イニング3失点だった勝野については「やっぱり久しぶりの登板だったし、何とか勝ち越したいといういろんな思いがあったと思うし、力みもあったと思うけど、その後、ホントによく投げてくれたと思います」と2回以降は無失点だった2年目右腕をねぎらった。
この日は1点ビハインドの状況で7回に祖父江、8回に福の勝ちパターンの投手を投入した。執念の継投について「もちろん1点差なので、ワンチャンスで勝てるチャンスがあるという中での、もう1点も与えられないという中での交代だったので。あそこ、よく投げてくれたと思います」と振り返った。
また、この日は8回の守備で1死一塁から巨人が代走のスペシャリスト増田大を投入したことで捕手を郡司から強肩の加藤に交代。「もうとにかく1点もやれないという状況の中でのことですね」という采配も実らなかった。
好調だった8月は結局、13勝11敗2分け。9月に向けて「答えるのはいつも一緒ですが、一試合一試合全力を尽くす、勝つためにみんなで相談をして全力を尽くすという、それだけですよ」と前を向いた。
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August 30, 2020 at 04:28PM
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中日・与田監督「もう1点も与えられないと」ビハインドで祖父江、福の投入“増田大対策”で強肩加藤にスイッチも実らず - 中日新聞
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