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支援金「助かる」「もう間に合わない」 資金繰り困難、店主ため息も - 神戸新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大で、兵庫県も休業要請に応じた事業主らに最大100万円の支援金を給付することを決めた。先の見通せない状況が続く飲食店や遊興施設。店主らからは歓迎の声が聞かれる一方、「もういまさら間に合わない…」とのため息も漏れる。(谷川直生、中村有沙、森 信弘)

 「支援金をもらえるのはありがたい。助かる」と喜ぶのは、神戸市中央区のバー「ローゲンジッツ」店主、難波宏行さん(41)。休業要請が出される前の7日から営業を休止している。

 「休んでも店の維持費はかかる。支援金は家賃や人件費などの固定費に充てたい」と難波さん。一方で、支援金だけだと資金繰りは1カ月程度しかもたないとも。「支援金の給付が決まったのを機会に、足並みをそろえて休業し、少しでも早く終息につながれば」と話す。

 神戸・三宮にある明石焼き店「司」の店主、市原克司さん(78)は「支援金をもらっても間に合わないところまできている」とあきらめ顔だ。新型コロナの影響で客足が遠のいた。通常は深夜2時までの営業時間を、県の要請前から午後6~8時に短縮。4月の売り上げは例年の1割に届くかどうかといい、「テレビをつけてもコロナの話ばかり。精神的にも参りそう」と漏らす。

 「ありがたいが、1カ月の家賃と光熱費の基本料金だけで50万円くらいかかる」。音楽ライブなどが行われるライブハウス「Wメリケン波止場」(神戸市中央区)を営む西垣光広さん(73)はため息をつく。予約のキャンセルが2月半ばから始まり、休業に入る前も含め4月の利用はゼロ。夏場のキャンセルまで入ってきているという。「心置きなく営業できるまで、家賃の補助など一定の支援はほしい」と話す。

 神戸・元町の喫茶店「はた珈琲(コーヒー)店」は、休業や営業時間の短縮は要請されていないが、18日から月末までの臨時休業を決めた。マスターの畑芳弘さん(63)は「従業員の安全、安心のために決断した。営業しても売り上げは普段の半分以下。何らかの補償を考えてほしい」と訴えた。

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

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