東京ディズニーシーでは、3月19日までディズニー/ピクサー映画のキャラクターたちが登場するスペシャルイベント「ピクサー・プレイタイム」を開催中。パーク全体にボードゲームのマス目が登場し、明るく楽しいディスプレイであふれている。
3年目を迎えてますます熱狂的な盛り上がりを見せる「ライトニング・マックィーン・ヴィクトリーラップ」や、カラフルなスペシャルグッズと合わせてご紹介したい。
熱狂！ ゲストと一体になって盛り上がる「ライトニング・マックィーン・ヴィクトリーラップ」
公演場所： アメリカンウォーターフロント（ニューヨークエリア）
公演時間： 約25分（1日2～4回公演）
アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアに、「カーズ」の主人公ライトニング・マックィーンが登場。ゴールしたあとの“ヴィクトリーラップ”のような、熱狂の参加型エンタテイメントプログラムだ。
カーズやダンサーたちはドックサイドダイナー前の広場に登場し、ヴィクトリーラップをスタート。音楽とともにMCやダンサーたちが先に進み、沿道に集まったゲストたちにライトニング・マックィーンがやってくることを伝え、ライトニング・マックィーンを迎えるためのダンスをレクチャーする。
音楽ともにオープニングバナーを先頭にしたライトニング・マックィーンが登場すると、ダンサーとゲスト一体になってライブ会場のような熱狂的な雰囲気に。ライトニング・マックィーンも、ウェルカムフラッグを振って出迎えるゲストたちに見事な車体を揺らし、目をキョロキョロしたりエンジン音を披露して沿道を盛り上げる。
途中、ヴィクトリーラップは7か所で停止し、ダンサーが沿道のゲストをスカウト。特別なフラッグが手渡されてドライブの列に加わり、次のポイントまでの間、一緒にヴィクトリーラップに参加する。スカウトされるのはライトニング・マックィーンのグッズを身に着けたゲストが多いためか、沿道には気合いの入った服装のカーズファンでいっぱいだ。
ヴィクトリーラップはドックサイドダイナー前から海沿いを進み、マクダックス・デパートメントストア前でニューヨーク・デリ方面に折り返し、ウォーターフロントパーク前を通ってドックサイドダイナー前に戻ってくる。広場は大音量の音楽とダンスで、まるでライブ会場のような熱気。ライトニング・マックィーンがドックサイドダイナー前のゴールに到着するとチェッカーフラッグが振られ、ダンサーたちが持つコンフェッティ（紙吹雪）が放たれて華々しくフィナーレ。全員でライトニング・マックィーンの決めゼリフ「カッチャウ！」を叫んで締めくくる。
例年どおりこのヴィクトリーラップは抽選なしで楽しめる。1日2～4回と実施回数も多く、アメリカンウォータフロントの沿道の好きな場所で見られるほか、ドックサイドダイナー前の広場で待ってフィナーレを楽しむこともできる。小さな子供から大人まで盛り上がれるプログラムは必見。ライトニング・マックィーン好きの子供は、衣装やグッズを身に着けて、ぜひドライブの列へのスカウトを狙ってみたい。
映画やキャラクターで選べる！ スペシャルメニューやスーベニアも充実
ピクサー・プレイタイムの期間中、さまざまなディズニー/ピクサー映画をモチーフにしたスペシャルメニューやスーベニア付きメニューが登場。好きなキャラクターがどのレストランのメニューになっているかチェックして、食事やスイーツを楽しもう。
まずは、「ファインディング・ニモ」がモチーフになった「スペシャルセット」（1980円）をご紹介。ポートディスカバリーのホライズンベイ・レストランで提供されている。パンプキンクリームスープ、ハンバーグ、パンまたはライス、レモンロールケーキ、ソフトドリンクのチョイスがセットになった充実のセット。
前菜のパンプキンクリームスープは、細かく刻んだ具がたっぷりでとても食べ応えがある一品。メインとなるハンバーグは肉汁たっぷりで、ベーコンのチップ入りのクリームソースがたっぷりかけられている。マッシュポテトもバターの風味がしっかりして、ちょうどよい塩加減。上に乗る野菜も魚型に抜かれていてかわいらしい。付け合わせの野菜にはシャキシャキでカラフルなパプリカ。海のなかをイメージしたパリパリしたチップも飾り付けられている。
デザートのレモンロールケーキは、鮮やかな色合いで味はレモン風味。添えられた生クリームを付けて食べるととても美味しい。ニモとドリーが描かれたシュガープレートもとてもキュート。サンゴ礁のような、ピンクの砂糖菓子も飾られている。前菜からデザートまで、とても凝ったスペシャルセットだ。
ホライズンベイ・レストランのメニューでは、「スパークリングドリンク（オレンジ＆ストロベリー）」（1杯450円）にも注目。「ファインディング・ニモ」に登場するタコの「ハンク」がイメージされた、スパークリングドリンクだ。タコの吸盤を模したというタピオカのような見た目のグミはプチプチした食感で、甘酸っぱいストロベリー味。飲むと口のなかではじけておもしろい。さわやかな味わいのスパークリングだ。上記の「スペシャルセット」のドリンクをプラス200円でこのスパークリングドリンクに変更することもできる。
人気のスーベニアメニューから、注目のアイテムをいくつかピックアップしてご紹介したい。まず定番のスーベニアカップ付きメニューの「オレンジ＆ホワイトチョコムース、スーベニアカップ付き」（800円）。マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリーをはじめ、パーク内の6か所で注文できる。
ムースが2層になったデザートで、下層のホワイトは甘くてアーモンドの風味。上部のオレンジはさわやかで酸味が効いたベリーのソースとよく合っている。飾り付けられたリトルグリーンまんはカスタード味のクリーム入り。セットになったマグカップは、カラフルな星が全面に散り、ピクサー・プレイタイムのロゴと、ウッディやサリバン、ニモなど各映画の人気キャラクターが一緒に描かれている。
こちらも定番のスーベニアプレートが付いた「ブルーベリーチーズケーキ、スーベニアプレート付き」（800円）もチェック。ブルーベリーチーズケーキはしっとりソフトなチーズケーキで、甘過ぎず食べやすい。上に乗ったお麩はいちごチョコでコーティングされており、サクサクした食感と和菓子をイメージさせる味が楽しい。セットのスーベニアプレートは縦長で周囲がボードゲームのマス目のようなカラフルなデザイン。男の子にもうれしいかっこよいデザインだ。
ほかにも、スーベニアではフワフワのポーチがセットになった「ロッツォのクッキーサンド」（単品400円、スーベニアポーチ付き1300円）がおもしろい。メディテレーニアンハーバーのゴンドリエ・スナックか、アメリカンウォーターフロントのリバティ・ランディング・ダイナーで入手できる。
定番の「グミキャンディー、ミニスナックケース付き」（850円）はピクサー・プレイタイムの期間中、パークに設置されているルーレットがモチーフ。真ん中のつまみを回してスナックを取り出す楽しい作りで、昨年（2019年）の同時期に発売されたカプセルトイ形に続くミススナックケースの名作の登場だ。
ニューヨーク・デリか、マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリーのスペシャルセットにセットにできる「スーベニアランチケース（プラス1100円）」はいつもと違うバニティポーチのような形。小さく折りたたんでまとめられるデザインで、お弁当やドリンクがたっぷり入る。
マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリーの「トイ・ストーリー･セット」（1180円）は、ソーセージパイ、マシュマロ・フォカッチャ（マーマレード＆チョコ）、リトルグリーンまんにソフトドリンクのチョイスが選べるセット。「トイ・ストーリー」シリーズのスリンキー・ドッグをイメージしたソーセージパイや、ボー・ピープと一緒の羊たちがイメージされたマーマレード入りのマシュマロフォカッチャなどユニークなパンのセット。3つのリトルグリーンまんもそれぞれ味が違って楽しい。
ほかにも、この時期はスペシャルセットにプラスできる「スーベニアランチョンマット」（プラス650円）や、対象メニューに付けられる「スーベニアポーチ」（プラス700円）など期間限定のスーベニアが非常に充実しているので、レストランでぜひチェックしてみよう。
ピクサーボールの星がポイント。普段使いもしやすいスペシャルグッズをチェック！
ピクサー・プレイタイムのスペシャルグッズには、キャラクターたちのほかにもピクサーボールをモチーフにしたグッズがたくさん。キラキラのスパンコールで飾られた「カチューシャ」（1700円）や、ピクサーボール型の「スマートフォンケース」（2100円）、シンプルなデザインの「トレーナー」（M 3900円～）など定番グッズが今年も登場。
熱狂的な盛り上がりを見せる「ライトニング・マックィーン・ヴィクトリーラップ」でぜひ使いたい身に着けグッズも要チェック。「サンバイザー」（2900円）や「フラッグ」（600円）でぜひヴィクトリーラップを盛り上げよう。
お土産にぴったりのお菓子も充実。「ソフトキャンディー（900円）」はパーク内に設置されたルーレット型。“遊べる”仕掛けが詰まっているアイテムが多い。キャラクターが勢揃いした「チョコレートクランチ 缶」（1700円）もにぎやか。ダイス型の「キャラメル 紙箱」（700円）は1つ1つ分けられて便利だ。文房具なども充実しており、季節を問わず使えるため普段使いにも最適。充実のラインアップをぜひショップでチェックしよう。
ディズニーホテルのメニューも“ピクサー・プレイタイム”のスペシャルメニューに
パークに隣接する東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでも、3月19日まで各レストランで「“ピクサー・プレイタイム”スペシャルメニューを提供中。ビュッフェにさまざまなキャラクターを模したメニューが登場しているほか、各レストランのコースメニューにもこだわりのスペシャルメニューが登場している。
地中海料理レストラン「オチェーアノ」では、「“ピクサー・プレイタイム”ランチコース」（5500円）がオススメ。「カーズ」のライトニング・マックィーンがモチーフに使われている、前菜からデザートまでの合計5品とコーヒーまたは紅茶のセット（利用時間は120分）だ。
ここでは、5品から特徴のある3皿をピックアップ。前菜の「サーモンと紅ズワイガニのタルタル トマトとパプリカのクーリ」は、ライトニング・マックィーンが走る姿を、サーモンと紅ズワイガニを使ったタルタルで表現。とびこ入りのタルタルと大根を刻んだ層の食感の違いも楽しい。上にはヨーグルトとわさびが香るハーブオイルを使ったクリームに竹炭のサブレが飾られており、キリッとした刺激を感じつつ、さっぱり食べられる。添えられた稲妻のサワークリームはくちなしで色づけしたもの。トマトやパプリカ、ピキージョといった野菜を使って走られたラインも鮮やかだ。
メインの「鰈のムニエル 柚子風味のグルノーブルソース カリフラワーとクスクスのサラダを添えて」は、トマトとケッパーを薬味に使い、焦がしバターを使ったグルノーブルソースを使用。さっぱりした白身魚のカレイの上にはゆずがふんわり香っていてアクセントになっている。カレイの下にはソースの旨味をたっぷり吸い込んだクスクスが敷かれていおり、短く切ったグリッシーニの食感もおもしろい。このクスクスだけでも印象に残るほどの美味しさだ。
デザートの「フロマージュムースと苺のムース アプリコットソルベ」は、チョコレートで作られた「Rust-eze」のロゴの下に、さっぱりした味のアプリコットのソルベが隠れている。アプリコットの酸っぱさが、メインの料理のあとに口をさっぱりさせてくれる。中央にはチーズケーキとチョコレートケーキが格子状に並び、上にはベリーがたっぷり。右側にはイチゴのムースも。添えられたソースはクリーミーで、それぞれ付けて食べると味が変わっておもしろい。どの一皿も、記憶に残る美味しさが味わえる、味も見た目も充実したコースだ。
パークからホテルまで、ディズニー/ピクサー映画のキャラクターが勢揃いしたピクサー・プレイタイム。今だけのさまざまな仕掛けを活用して、冬のパークを満喫しよう。
©Disney
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January 22, 2020 at 10:00PM
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