記録的な暖冬の影響を受けて、今冬は名古屋市や岐阜市でも初雪が観測されていない。名古屋市ではこれまで1901年の1月21日が最も遅い初雪観測日だったが、119年ぶりに更新。岐阜市でも1935年の記録を更新中だ。
名古屋地方気象台によると、例年初雪が観測されるのは名古屋市で12月20日ごろ、岐阜市で12月14日ごろ。2019年12月の平均気温は、名古屋市が平年より1.8度高い8.8度、岐阜市は1.7度高い8.6度だった。
東海地方（岐阜、静岡、愛知、三重）の全地点で平年より「かなり高い」となっており、担当者は「こんなことは普通ない」と話す。
雪不足に悩む愛知県唯一のスキー場「茶臼山高原スキー場」（豊根村）は19年12月、オープン以来初めて「雪乞い」の神事を行った。翌日、雪が降って積もったが、高い気温が見込まれる現状に、茶臼山高原協会の田辺大貴さん（35）は「雨が降ればせっかくの雪が解けてしまう」と声を落とした。〔共同〕
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January 22, 2020 at 04:04PM
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「初雪まだ」119年ぶり 名古屋、岐阜も記録更新 - 日本経済新聞
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