拉致被害者家族ら署名活動を再開「もう時間がない」早期解決求める（KKB鹿児島放送） - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース

KKB鹿児島放送

　北朝鮮による拉致被害者の家族らがコロナ禍で中止していた拉致問題の早期解決へ向けた署名活動を再開しました。また、知事や鹿児島市長に問題の早期解決への協力を求めました。　　署名活動を行ったのは、1978年に鹿児島県日置市の吹上浜で拉致された市川修一さんの兄・健一さんと拉致が疑われる特定失踪者・園田一さんトシ子さん夫妻の長女・前山利恵子さん。そして同じく特定失踪者・田中正道さんの妹の村岡育世さんらです。　　21日は鹿児島中央駅前で、コロナ禍のため、およそ1年2ヵ月間中止していた署名活動を再開し拉致問題への啓発を行いました。　　拉致被害者家族市川健一さん　「コツコツですけど前に進むような活動をしたい。気にかけてくれこちらもうれしい気持ちになる」　　市川さんらは拉致被害者の救出と真相究明を訴え続けていて、鹿児島市の下鶴市長や塩田知事のもとを訪れ協力を求める要望書を提出しました。　　拉致被害者家族市川健一さん　「直接話を聞いて(被害者家族の心情を)理解してくださったと確信しています」　　特定失踪者家族前山利恵子さん　「解決へ向かって力を貸してくださいとお願いしました」　　特定失踪者家族村岡育世さん　「もう自分たちには時間がないので早く解決するよう全国の知事と力をあわせてもらいたい」　　塩田知事は全国知事会で拉致問題について取り上げることを約束したということです。

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