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新型コロナ>宣言解除の39県 初の週末 外出できた でも日常まだ:社会(TOKYO Web) - 東京新聞

緊急事態宣言解除後、初めての週末を迎えた金沢市の近江町市場では、魚介類の並べ方や客との接し方などの販売方法は宣言前とあまり変わらない=16日

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 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が約一カ月ぶりに解除された三十九県が十六日、初めての週末を迎えた。「ようやく外出できた」。繁華街には久しぶりにお酒を楽しむ人が訪れ、マスクの下に笑みを浮かべ歩く姿も。ただ、街のにぎわいは元の日常からはほど遠く、「まだ気は晴れない」との声も漏れた。

 緊急事態宣言は十三の特定警戒都道府県のうち茨城、石川、岐阜、愛知、福岡の五県でも解除された。福岡市中央区の立ち飲み屋「メグスタ」では、夕方から常連客が距離を保ちながらお酒を楽しんだ。夫婦で訪れた木村明子さん(35)は「外で飲むのは約一カ月ぶり。緊急事態宣言の解除をずっと待ちわびていた」とうれしそうにレモンサワーを口に運んだ。

 ただ感染拡大前のように満席とはいかず、店長の宮部亘輔さん(37)は「四人以上はテーブルを分け、入店人数を制限している。元の状態になるまではテークアウトでの販売も続けるしかない」と不安そうだった。

 「錦三」と呼ばれる名古屋市中心部の繁華街は雨が降ったこともあり、活気はいまひとつ。「通常だったら土曜日の夜は満席なのに」と肩を落とすのは、居酒屋「道南農林水産部」の正木豊店長(32)。客席を半分に制限するなど対策に取り組むが、客足は遠のいたままで「以前のように連日満席の状況に戻ってほしい」と漏らした。

 金沢市の繁華街・片町では、まだ営業を再開していない店も目立った。休業中の居酒屋「鰯組(いわしぐみ)」の社員中根悠圭さん(40)は「(緊急事態宣言が)急に解除されたので、まだ準備ができていない。いつ再開するか会議中です」と慌ただしそうに話した。

◆「気の緩みある」西村氏が警告

 西村康稔経済再生担当相は十六日の記者会見で、緊急事態宣言を巡り、重点対策が必要な特定警戒都道府県で人出が増えているとして、全国的に「気の緩みがある。再び大きな流行になる」と警告した。一方、政府が十四日に三十九県を対象に宣言を解除した判断は適切だとした。

 宣言が解除された三十九県だけでなく、八つの特定警戒都道府県でも経済活動が徐々に再開し、人出の増加につながったとみられる。西村氏は、十四日夜時点の東京都や大阪府、札幌市の繁華街の人出が前日に比べ一〜二割程度増えていると説明。「これまで通り(外出)自粛をお願いしている。新規感染者が増えてくれば解除ができなくなる」と語った。

 人出のデータなど明確な根拠は示さなかったものの、三十九県も「気の緩みがある」と指摘。集団感染が発生しやすい接待を伴う飲食店とライブハウス、カラオケボックス、スポーツジムの営業は、業種ごとの感染防止策の指針がまだ示されていないため、当面の間は慎重な対応を求めた。

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May 17, 2020 at 06:03AM
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