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かしわ記念の本命にルヴァンスレーヴを推奨した井端弘和さん＝中日新聞東京本社で（福永忠敬撮影） |
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競馬を家で楽しもう−。新型コロナウイルスの影響で無観客競馬が続く中、５月５日は船橋競馬場で「第３２回かしわ記念」（ＪｐｎＩ・ダート１６００メートル）が行われる。公営競技の知識では球界随一の井端弘和さん（４４）＝本紙野球評論家＝が“在宅競馬”にチャレンジする。
◆レース絞り勝負
今は世界が大変な状況です。新型コロナウイルスの影響で、僕も野球関係の仕事はほとんどストップ。自宅での生活が続いています。そんな苦しい日々でも、自分で楽しみ方を見つけないといけません。そこで、“ステイホーム競馬”はいかがでしょうか。
正直、競馬場での生観戦の方が楽しい。野球でもテレビ観戦と球場観戦では違いますし、現場感覚は大事だと思います。ただ、在宅での競馬も捨てたものではない。競馬場に行くと、１レースから最終レースまで買い続けてしまうこと、ありませんか？ その点、自宅でのインターネット投票は自分が狙ったレースに絞って勝負できるな、と感じます。
少し矛盾するかもしれませんが、“ライトな感覚”で馬券を楽しむ機会にもなっています。「数字遊び」で買ったり、オッズを見て少額の買い足しで夢を追ったり。現金を握り締めて馬券売り場に走る必要がないので、馬券購入のハードルは一気に下がりますね。
◆現場感覚を重視
僕の情報源は、家でも購読している東京中日スポーツ。馬に直で接している調教師や騎手、関係者のコメントを読みたいんです。野球でも、テレビで見ている人が『あの選手、調子良いな』と思うのと、現場の人の感覚は違うことがある。たまたまの安打か、実力の安打か、というところは実際に見ていないと分からない。やはり、“現場の感覚”は重要な予想ファクターです。
５日には船橋競馬場で「かしわ記念」が行われます。ボートレースはもちろん、競馬も現役時代から“勝負”してきました。オフには大井や川崎だけでなく、船橋競馬場にも行ったことがあります。展示されているものとか多彩なイベントが印象に残っています。
競馬の傾向を僕なりに分析すると、南関東の他場よりは荒れないかな、というイメージです。安定感のある馬が順当に馬券に絡む気がするので、あまり迷わずに買い目を決められます。
◆かしわ記念予想
さて、かしわ記念の予想に入りましょう。地方馬の参戦が１頭だけというのは残念ですが、ＪＲＡの豪華メンバーがそろいましたね。本命はルヴァンスレーヴ。１着固定です。
何と言っても、一昨年のチャンピオンズカップ覇者。また、大井でも、盛岡でもＧＩを制しています。実績は文句なし。競馬場を問わない安定感も抜群です。僕の馬券スタイルにピッタリ合います。長期休養明けで人気が少しでも下がるなら、ありがたい。有馬記念で（本命の）アーモンドアイは外しましたが、これは外しません！
対抗も素直に選びました。２連覇中のルメールが騎乗するモズアスコット。船橋競馬場は３角から４角にかけての高低差のあるスパイラルカーブが特徴ですよね。このコースで騎手が連勝しているというのは安心感があります。
正直なところ、おそらく１番人気と２番人気ですよね。馬券は３連単が基本スタイル。ただ、少頭数なので買い方が難しい。左回り得意のアルクトスも含め、ギリギリまで買い目は考えようと思います。
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May 04, 2020 at 10:48AM
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