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COVID以後の世界4:まだなのか? - IAG Japan

 お気づきでないかもしれないので言っておく。もう5月に入っている。通常なら我々の業界にとって1年で2番目に忙しい時期、5月のゴールデンウィークがやって来た。しかしプレイヤーはやって来ない。先週、フィリピンのドゥテルテ大統領が、マニラ首都圏および他の地域の強化されたコミュニティ隔離(ECQ)措置を5月15日まで延長し、香港政府食品・衛生局の陳肇始(ソフィア・チャン)局長が中国本土、マカオ、または台湾から到着した人の14日間の隔離措置を6月7日まで延長することを発表した。金曜、IAGの毎週恒例のスポットカウントによって、先週中頃の午後、マカオで最も大きな11のIRのメインゲーミングフロアには、それぞれ平均たった14人というわずかな人数しかいなかったことが分かった。土曜、ゲーミング監察協調局(DICJ)は、マカオの4月のGGRが前年比で96.8%減少したことを発表した。そしてシンガポールの2つのIRは少なくとも6月1日まで休業を続ける。

 「V字回復」はないだろう。 数週間前に「ギャンブラーたちをマカオのカジノ入口へと運ぶ回復」について推測し、自信満々に「5月1日こそがその日だ。カレンダーに印をつけておくように」と言っていたコメンテーターたちは何だったのか。 我々の業界は、希望的観測、または物事を好意的に語ろうとするのではなく、事実とデータに基づいて分析を行う必要がある。この危機に直面する中で、冷静な現実主義というものが必要だ。あらゆる客観的分析が、回復が完了するどころか、それが始まる準備さえする前に、まだまだ乗り越えなければならないことがたくさんあるということで一致している。

 シンガポールとフィリピンは今なお困難な状況に直面しているが、マカオに関しては全てが悲観的なわけではない。ここ1,2週間に、ついにマカオにとって勇気づけられる兆しが見えてきた。

 正式な数字(完全に信頼できるものかどうかは分からない)によると、中国本土全域で現在の感染者の合計人数がおよそ500人にまで減少した。人口14億人の国としてはごくわずかな人数だ。マカオの現在の感染者数は1桁台。マカオで現在隔離中の人の数は200人以下で、ピーク時には12軒あった隔離用ホテルの数はたった2軒にまで減った。

 広東省の現在の感染者数は30人以下で、香港はおよそ150人。しかし、先週末には新規感染者は報告されておらず、2週間、海外から持ち込まれたもの以外の新規感染は出ていない。

 影響力のある人々による前向きなつぶやきが始まっている。2週間前、マカオの賀一誠行政長官は、IVS(個人訪問スキーム)の再開日の詳細に関して、「4月末まで」の可能性が高いと述べた。まだ起こってはいないものの、いつ再開してもおかしくない。マカオと珠海市政府の間では会議が行なわれている。マカオの議員の一部はすでに大きな声で騒ぎ立てている。

 たとえ広東省の幾つかの都市からマカオを訪れる人のみが対象であっても、IVSの復活は重要な一歩になるだろう。同じくらい重要な一歩となるのが、マカオから中国本土へと戻る人が対象の14日間の隔離措置の廃止だろう。マカオが「営業中」の看板を再び掲げるには両方が必要だ。

 私はこれがいつになるかについて具体的な日付を推測するほど出しゃばった人間ではないが、大まかな予想は可能だ。5月はもっともらしく見える。そしてここでもまた、もしそれが起こらなくても誰も驚かないだろう。現在の状況の方向性が変わらないままであると想定すると、6月1日は妥当な日付のように感じる。6月でなければ、本気で7月1日に賭けるべきだろう。第3四半期の始まりの日だ。説得力のある根拠なく、それよりも遅れるのは奇妙に見える。

 遅くなるよりも早くなることを願おう。

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May 01, 2020 at 02:00PM
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