【ニューヨーク＝村山誠】全米５０州で最多の新型コロナウイルス感染者を抱えるニューヨーク州は２２日、外出制限措置の開始から１か月を迎えた。アンドリュー・クオモ知事は記者会見で、措置により感染拡大を抑え込めていると評価した一方、「今はまだ経済再開の時ではない」として、住民に外出制限の順守を改めて求めた。
州内の感染者数や死者数は増加ペースが緩やかになっているが、クオモ氏は「感染の第２波が来る恐れがある。皆がいかに行動するかで我々の未来が決まる」と強調した。
一方、クオモ氏は、現在１日約２万件の州の検査能力を倍増させ、隣接州と協力して陽性が判明した人の追跡調査や隔離も進めると発表した。その費用の一部について、米大統領選の民主党指名候補争いから撤退したマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長から１０００万ドル（約１０億８０００万円）の資金提供の申し出があったという。
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April 23, 2020 at 08:41AM
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ＮＹ州知事「まだ経済再開の時ではない」…外出制限から１か月 - 読売新聞
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