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議員から「飛ばすぞ」 もういかんと…副市長が内部告発 - 朝日新聞

 香川県丸亀市の徳田善紀副市長(63)が20日、自身ら市幹部が、国方功夫市議(69)に不当な要求やパワハラを受けたとする「内部告発書」を市長と議長に出し、議会に調査特別委員会(百条委員会)の設置を求めた。国方氏は記者会見で一部の行為を認めたが、パワハラなどは否定した。

 徳田氏は市役所で会見し、国方氏が昨年12月以降、セクハラをした疑いのある市関連団体の職員を内々に処分するよう団体幹部に求めたと主張。また、第三者機関で審議中だった議員報酬額に関し、「1万円以上引き上げるよう根回しするのが、副市長の仕事。辞めさせる」などの発言があったとした。

 国方氏は3期目。議員報酬について「引き上げは求めてきたが、そんな表現はしていない」と否定。セクハラ事案は「(加害者も)家族がある。寛大な処分にして、とは言った」と介入は認めた。ただ、徳田氏は「転属と降格をしなければ許さない」との趣旨だったとし、双方の認識には食い違いがある。

 徳田氏が内部告発書に盛り込んだのは、根回しの要求や人事への介入など5項目。市幹部ら6人に聞き取り、豪雨などで崩れた丸亀城の石垣復旧に携わる市幹部に、「とばすぞ」と怒鳴ったとする疑惑も入れた。

 2013年の副市長就任時から懸念はあったといい、「(梶正治)市長と国方議員の関係が難しくなり、昨年ぐらいから風当たりが厳しくなった」と説明。昨年12月に議員報酬をめぐり、「不信任決議で副市長を続けられないようにしてやる」などと面前で言われたとし、「もういかんと思った」と述べた。

 国方氏は、所属する保守系会派のメンバー2人とともに会見。徳田氏の主張に対し、「表現は相手の受け取り方次第。誤解や齟齬(そご)がある」と述べた。「不当要求やパワハラという認識はない」と反論した。

 国方氏は「私は声が大きくダミ声。怖いと言われることもある」としつつ、「怖かったなら上司に相談し、市長から注意してくれればよかった」と話した。

 また、「人事の決定前に議員に根回しもしない」とも。副市長の辞職を求める意見書を議会に提出しようと、他会派の議員に働きかけていることも明かした。(木下広大、多知川節子)

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February 21, 2020 at 07:30AM
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