エンゼルス大谷翔平投手(27)が、敵地ドジャース3連戦で計3度、代打出場し2四球1三振だった。8日(日本時間9日)の3戦目は6点を追う8回2死二、三塁で登場。左腕ブルールに全球スライダーで攻められるも、ボール球を見極めて四球を選んだ。後続が凡退し、得点にはつながらなかったが、その後、今季7度目の外野守備で右翼へ回った。マドン監督は「勝つためには彼がもう1度打席に立つ必要があった」と説明。2打席目に期待したが、9回の攻撃は3者凡退。打席は回らずチームは完敗した。

今3連戦は交流戦で、DH制のないナ・リーグ本拠地での試合だったため、大谷は全試合でベンチ待機となった。仮に外野手で先発出場すれば多く打席に立てるが、チーム方針と投打二刀流でシーズンを戦う大谷の今後の状態を考慮して見送り。代打起用に限られ、11試合連続でノーアーチとなった。1日の休養日を挟み、10日(同11日)からは本拠地でブルージェイズ戦。12日(同13日)は先発予定で、本塁打と打点を争うゲレロとの対決が注目される。