入江聖奈「まだ１年と３か月ぐらいはボクシングを頑張ります」…五輪後は「カエル探しの旅に」 - 読売新聞

　金メダル獲得後の記者会見で、「ボクシングはやめるつもり」という発言が取り上げられた入江聖奈(せな) （２０）が３日夜、自身のツイッターを更新し、「引退は今すぐではなく大学４年生の全日本選手権が終わったら、の話です」と投稿した。

　入江は３日の東京五輪のボクシング女子フェザー級（５７キロ以下）の決勝で、フィリピンの選手を判定で破り、金メダルに輝いた。会見で「有終の美で終わりたいので、大学でボクシングはやめるつもり」と話したことから、引退宣言ではと注目されていた。

　入江はツイッターで、「まだ１年と３か月ぐらいはボクシングを頑張ります」として、「誤解を招くような発言、申し訳ございません」と競技を今後も続ける意思を強調した。

　会見で、将来について聞かれ、「カエル関連で就職できたらいいけど、ネットで調べているがなかなか見つからない」と明かしたほど無類の「カエル好き」の入江。

　この投稿には、様々なカエルをモチーフにした置物の写真とともに「謝らなくて大丈夫ですよっ」「これからの大学生活、ボクシング、カエルちゃんを愛(め) でる日々が充実したものになりますように……」「オリンピック選手って感じよりも大学生の女の子って感じがなんか良いです」などと等身大の大学生らしい生活を応援する声が次々に寄せられた。

　大会後は都内や出身地の鳥取で「カエル探しの旅に出る」とツイッターで宣言した入江。女子初の快挙を達成した２０歳の女子大生ボクサーの発言は、今後も注目を集めそうだ。

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