張本氏、楽天・田中将を心配「まだ本調子じゃない」 - サンケイスポーツ

田中将は一回、中田に２ランを浴び、落胆の表情を隠せなかった（撮影・福島範和）【拡大】

　野球評論家の張本勲氏（８０）が１８日、ＴＢＳ系「サンデーモーニング」（日曜前８・０）の名物コーナー「週刊・御意見番」にリモート出演。楽天に米大リーグ、ヤンキースから復帰した田中将大投手（３２）が１７日の日本ハム戦（東京ドーム）で８年ぶりに日本の公式戦のマウンドに立ったことに言及した。

　２４勝０敗と圧倒的な成績を残した２０１３年以来となる日本のマウンドで、田中将は２本塁打を浴びるなど５回７５球を投げて４安打３失点。日本のレギュラーシーズンでは１２年８月１９日の西武戦以来となる黒星を喫した。連続シーズンのプロ野球記録は２８連勝で途切れ、日本通算１００勝（米大リーグ通算７８勝）もお預け。チームは１－４で敗戦した。

　国内では９年ぶりの黒星となった田中将に、張本氏は「これだけの投手だから、あと二回か三回見ないとわからないね」と評価は保留。「ちょっと気になったのは（日本ハムの）中田にしても石井にしても高めの球を本塁打にされてんのよ」と指摘し「いままでの田中はね、あの球はボール半分くらいグッと上に伸びた。空振りかファウルチップの球なんだけど、捕まえられてるから、まだ本調子じゃないかなというのがちょっと心配してます」と述べた。

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