Apple初のスマートスピーカー 「HomePod」 。高い音質から高い評価を得ている製品だが、高い価格がネックとなり販売に苦戦していると報じられてきた。
Appleはその ”問題” を解決した小型モデル 「HomePod mini」 を昨年発売したが、かわりに初代HomePodがディスコン (販売終了) の憂き目にあってしまうようだ。
Appleは初代HomePodを在庫限りで販売終了することを発表した。Apple公式サイトを見ると、「在庫がなくなり次第終了します。」と記載されている。
米メディアTechCrunchによると、今後はHomePod miniに販売の主軸を置く計画とのこと。HomePodの次世代モデルの登場は期待できなさそうだ。
初代HomePod、在庫限りで販売終了予定
在庫がなくなり次第終了するとアナウンス
AppleがHomePodを発売したのは、2018年2月。Siriが内蔵されており、声だけで操作することができたが、天面にはタッチセンサーが搭載されていて、指である程度の操作をすることも可能だった。日本では他の主要国に遅れる形で2019年8月に発売している。
レビューでも書いたとおり、HomePodの音は他社スマートスピーカーにくらべてクオリティが高く多くのユーザーから高い評価を得ている。しかし、販売価格は36,080円(税込)という価格がネックとなり、販売台数が伸び悩んでいた。
対するHomePod miniは、販売が好調と聞く。HomePodの販売を終了することで、プレミアム路線からミドルレンジ路線に切り替え、リソースをHomePod miniに集約する狙いがあるのかもしれない。
少なくとも初代HomePodは近いうちに販売が終了となる。もしAppleの高品質なHomePodが欲しい方は早めに購入しておくことを強くオススメする。
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