マクラーレンのダニエル・リカルドはF1プレシーズンテストの初日、2日目ともに午前のセッションの走行を担当し、トップタイムをマークした。しかし、マシンのポテンシャルを判断するのは最終日の午後、涼しいコンディションでドライブするまで待ちたいと語った。
近年、スペインのバルセロナで行なわれてきたF1プレシーズンテスト。しかし今季はコロナ禍での移動にリスクがあることもあって、開幕戦が行なわれるバーレーンでテストを実施することとなった。ヨーロッパよりも暖かい、というよりも暑いコンディションの中で各チームはテストを進めている。
リカルドは初日、2日目ともに午前に走行を担当。いずれもトップタイムをマークしたが、午後になって陽が落ちてから各車タイムアップ。その結果、リカルドは初日7番手、2日目は9番手となっている。
そのため彼は、マクラーレンの新車『MCL35M』のポテンシャルを判断しかねており、テスト最終日の午後のドライブまで、判断を待ちたいと考えているという。
「現時点で、ハンドリング自体はとても良い」
マシンの印象について訊かれ、リカルドはそう答えた。
「質問に答えるのを避けているわけではないけど、午後のセッションを1回は経験しておきたいんだ。というのも、タイムシートでは速いように見えても、昼間のセッションは路面温度が40度もあるからだ」
「僕が慣れ親しんでいるような路面とは違うので、当然クルマはスライドするし、しびれるようなフィーリングはない。でもその割には、間違いなく上手くやっていると思う」
「24時間後(テスト最終日)には、クルマのバランスがどうなのかもっと理解できていると思う。でも2日間で風向きが180度違う中で、かなりしっかり走ることが出来たと思うから、今のところはポジティブな要素の方が多いね」
ルノーを離れマクラーレンに加わったリカルド。チームと共に本格的な走行を行なうのはこのテストが初めてだが、スムーズにタスクをこなすことができているという。
「全てがスムーズに進んでいると思う。どうすればこれ以上良くできるか分からないよ。もっと速いタイムを出すことかな! でも全体的にはとてもうまくいっていると思う」
「予定していたほとんどの走行ができた。今は、最終日午後のセッションをこなせば、それでコンプリートだと思っている」
「より最適なコンディションでマシンの限界がどこにあるのか、より良く理解できるはずだ」
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