早いもので、ことしも残すところあと3か月あまり。来月1日には、多くの企業で内定式が開かれる…はずですが「まだ何の連絡も来ない!」という学生も一定数いる様子。
各社のことしの内定式、どうなっているのでしょうか!?
※以下、「マイナビ2022年卒 大学生活動実態調査(8月)」より
(正式には内々定ですが表記上内定としています)
【「連絡なし」が3割以上】
10月1日に行われることが多い、企業の内定式。学生たちが社会に出るための機運を高めることができる貴重な場です。
先月末時点で、内定先から内定式に関する連絡が来たかどうかを学生たちに尋ねたところ…。
![](https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/assets/images/post/2021/09/20210916-sn-naiteishiki02.jpg)
マイナビの調査を基に作成
最も多かったのは、「実施することは決まっているが、詳細は未定という連絡がきた」(38.2%)でした。
さらに、「まだ内定式についての連絡は来ていない」と答えた学生が33.6%。
約3人に1人が、何の連絡ももらっていないという結果となりました。
「実施するかどうか検討中という連絡がきた」(3.8%)を含めると、7割以上の学生が詳細な連絡を受けていないことがわかります。
新型コロナの感染状況を見極めながら、ギリギリまで開催方法を検討している企業が多いようです。
あるのかないのか、対面なのかオンラインなのか…。準備があるから早めに教えて欲しい!という学生たちもいるのではないでしょうか。
【オンラインが半数以上】
では、すでに、実施形式を決めている企業の対応を見ていきます。
「実施形式など詳細について連絡を受けている」と答えた学生に、内定式をどのような形式で実施するか聞きました。
![](https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/assets/images/post/2021/09/20210916-sn-naiteishiki03.jpg)
マイナビの調査を基に作成
すると、最も多かったのが「オンライン形式」。半数以上の割合を占めました。
一方、「対面形式」との答えは、3割強にとどまる結果に。
さらには、学生の状況や希望に応じて「対面とオンラインを併用する」企業も一定数ありました。思い悩みながら、最善の策を模索しようという企業の姿勢が見て取れます。
従業員規模別でみると、従業員3000人以上の大企業の7割以上が「オンライン」での開催を予定しているとのこと。
一方、従業員規模が小さい企業ほど、「対面」で開催する割合が高くなる傾向にあるようです。
こうした状況について、調査にあたったマイナビは
「去年と比較すれば、新型コロナ感染症への対策がしっかりしてきたことから、万全な対策をとったうえで、なんとか、対面で実施しようという企業も増えているようです。しかし、今後の感染状況次第では、対面からオンラインへと変更する企業が出てくることも想定されます」
と話しています。
学生たちにとっては、大きなイベントなる内定式。それぞれが希望する形で迎えられるとよいですね。
※対象:2022年卒業見込みの全国の大学生・大学院生 期間:2021年8月25日~31日 有効回答:4795人
からの記事と詳細 ( ことしの内定式「まだ連絡なし」の学生も|NHK就活応援ニュースゼミ - NHK NEWS WEB )
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