米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、米経済は資産購入のテーパリング(段階的縮小)に関する米金融当局の基準を満たす方向に進展しているが、まだその地点には到達していないとの見方を示した。
デーリー総裁は「私は回復に関して強気だ。われわれは現時点でまだそこに達していないが、しきい値に達する時に備え準備を始めるのは適切だ」と、ピーターソン国際経済研究所が主催するバーチャルイベントを終えて記者団に語った。デーリー総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権メンバー。
その他の主な発言は以下の通り。
- 「一段と顕著な進展は、われわれの見通しの範囲内にある」
- 今年終盤か来年早くに、そこに達する可能性がある
- 「資産購入テーパリングをどのように行うのかや、適切な規模やタイミングを議論し始める時が来た。だが、金利の変更について現時点で議論することは検討事項でさえない」
- 「インフレ関連のほか、雇用・求人関連さえ、経済指標は現在とにかく変動が大きい。重要なことは安定航行を続けることで、変動が大きい今後数カ月のデータに対応する必要性があるとは考えないことだ」
原題:Fed’s Daly Says ‘Not There Yet’ On Taper Start(抜粋)
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