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大規模ワクチン接種予約開始 7区で接種券まだ届かない人も|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

17日から国の大規模接種の予約の受け付けが始まった東京23区を取材したところ、およそ3分の1の7つの区で、対象となっている今年度中に65歳以上になる高齢者の中で接種券が届いていない人がいることがわかりました。

国の大規模接種は、接種券を持っている今年度中に65歳以上になる高齢者を対象としていますが、東京23区では、各自治体で行う高齢者向けのワクチン接種を年齢の高い順に行っているところもあります。
このため、まだ接種券が届いていない高齢者もいて、区に苦情が相次ぐケースが出てきています。
NHKが東京23区を取材したところ、千代田区、中央区、大田区、荒川区、葛飾区、新宿区、練馬区の7つの区で、17日までに対象となる今年度中に65歳以上になる高齢者の中で接種券が届いていない人がいることがわかりました。
このうち、千代田区、中央区、大田区、荒川区、葛飾区の5つの区は、もともとの計画から、接種券の発送スケジュールを前倒しすることはできなかったということです。
新宿区と練馬区は、発送の計画を前倒しはしたが、間に合わなかったということです。

一方、17日までに接種券を届けられたと回答したのは残りの16の区で、このうち、品川区、目黒区、板橋区の3つの区は、発送スケジュールをもともとの計画より前倒ししたということです。
そのほかの13の区は、もともと間に合う日程で接種券の発送スケジュールを組んでいたということです。

新宿区と中央区は、早く接種券がほしい人に先に配布する対応をとることにした一方、葛飾区は接種券の印刷の予定を変更できないため、現時点では、もともとの計画より先に配布はできないとしていて、自治体によって対応が分かれる形となっています。

【対応に追われる練馬区は】
国による大規模会場での新型コロナウイルスのワクチン接種の予約受け付けが17日から始まるなか、都内の自治体は接種券の配布をめぐって思わぬ対応に追われています。
このうち、東京・練馬区は、区が行う高齢者向けのワクチン接種について、今年度末時点で75歳以上となる高齢者を対象に優先して17日から予約の受け付けを始めていて、65歳から74歳までの高齢者については混乱をさけるために来月中旬から接種券を配付する予定でした。
しかし、17日から始まった国による東京と大阪の大規模会場でのワクチン接種の予約の受け付け対象が65歳以上からとなっていることから、区のコールセンターなどには「65歳以上にも接種券を早く届けて欲しい」という問い合わせが相次いだということです。
このため、区は急きょ、65歳から74歳までの高齢者およそ7万人の接種券についても、時期を前倒しして今月25日から発送することを決めました。
練馬区住民接種担当課の中島祐二課長は「もともと国のほうからは予約や接種は混乱がないように段階的に計画をつくるよう言われていたので、75歳以上から接種を始めるように進めてきました。急きょ、65歳以上の予約も受け付けると言われて、われわれも困惑しています。なるべく早く現場に情報を共有してほしいです」。
と話しています。
国の大規模会場での接種をめぐっては、予約のシステムが、自治体での接種と別のため、二重に予約が行われる可能性も指摘されています。
これについて中島課長は「ワクチンはこれから十分に入ってくるので慌てなければ接種は受けられます。みなさんには接種券が届くのを待って落ち着いて予約をとってほしいです」と話しています。

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