米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は10日、金融政策当局はまだ資産購入のテーパリング(段階的縮小)について協議する時期にはないとの見方を示した。
デーリー氏は「ヤフー・ファイナンス」のインタビューで、「この前のような雇用統計が発表され、ボラティリティーが生じた際、正しい道筋にはいるが回復の道のりは長いということになる」と述べた。「回復の道のりが長いのであれば、当局が講じてきた緩和策を緩めることについて協議を始める時期ではまだない」と続けた。
同氏は「節目においてこのようなボラティリティーは非常に正常だ」と指摘。「米国は移行期にある。ある程度モメンタムの形成が見受けられ、非常に励みになる。未来についてはなお強気な見方だ。ただそこにはまだ達していない。これからも紆余(うよ)曲折がある」と話した。
今後数カ月間にインフレ率が2%を超えるという状況は「一時的なものだと考えている。インフレは基調的な水準に低下するだろう。将来的には1.8%程度と考えている」と語った。
原題:Daly Says Not Yet Time for Fed to Talk About Tapering Purchases(抜粋)
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