日本サッカー協会(JFA)は、19日、今冬の第99回高校サッカー選手権を開催すると発表した。

2連覇を狙う静岡学園の川口監督は電話取材で「県民の後押しを肌で感じることで、生徒の人生観が大きく変わる」と大会の意義を熱く説いた。川崎フロンターレ入りが決まっている同校の田辺は「優勝カップを掲げた景色を、もう1度味わいたい」と力を込めた。また、青森山田の黒田監督は「全国高校総体(インターハイ)の中止で引退した3年生もいる。そういう人たちの分まで頑張りたい」。他競技の高校生を思いやった。