重点措置延長黒岩知事「感染抑えるためもうしばらく協力を」｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

まん延防止等重点措置が１日から再び延長されたことについて、神奈川県の黒岩知事は「感染を抑えるためもうしばらく、なんとか協力をお願いしたい」と述べました。

神奈川県では、１日から対象地域に平塚市、小田原市、秦野市を加え、６月２０日まであわせて２０の市と町にまん延防止等重点措置を適用しています。
県は、これらの地域の飲食店に対し、酒類の販売や持ち込み、それにカラオケの提供を停止したうえで、営業時間を午後８時までとするよう要請しています。
黒岩知事は１日の会見で、こうした要請によって飲食店以外の業種にも深刻な影響が出ているとして、国の交付金を使って独自の支援を行う考えを示しました。
具体的には、営業時間の短縮や外出自粛の影響を受けた事業者のうち、ことし４月から６月までの売り上げが去年またはおととしの同じ月と比べて５０％以上減少している場合、１か月あたり、中小企業は最大２０万円、個人事業主は最大１０万円を支給することなどを検討しているということです。
一方、県は、営業時間の短縮に応じていない９つの飲食店について、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「命令」を出しました。
命令を出した飲食店は、これで１６になりました。
黒岩知事は「時短営業などによる事業者の苦しみはよくわかるが、感染を抑えるためもうしばらく、なんとか協力をお願いしたい」と話していました。

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