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ソフトバンク二保が直訴「まだ投げさせてください」力投の舞台裏(西日本スポーツ) - Yahoo!ニュース

 ◆練習試合 ソフトバンク3x-2ロッテ(21日、ペイペイドーム)

 初の開幕ローテーション入りへの強い思いがにじんだ。7回2死二塁、二保の球数は既に100球を超えていた。公式戦さながらの気迫で投げた106球目。143キロの真っすぐで田村を二ゴロに打ち取る。二保はようやく表情を緩めた。

【写真】ソフトバンク入団時の二保

 予定では70~80球が目安だった。5回を投げ終えた時点で71球。ここで二保は「まだ投げさせてください」と志願した。「去年は先発として5回まで投げきれないことが多かった。今年は自主トレから長いイニングを意識して投げ込んできたので」。昨季8度の先発で5回を持たずに降板したのが5度。試合中盤に球威が落ち、痛打を食らう場面が目立った。

 首脳陣に変わった姿を見せたい-。気概は工藤監督に伝わった。「本人も今年は先発一本でいきたいとキャンプ初日から(長いイニングを)投げるための体力を養ってきた。だからこそ7回になっても球威が落ちずに投げ抜くことができた。努力が報われてよかったなと思います」と目尻を下げた。過去の1軍戦最長イニング、投球数はともに昨年記録した6回と100球。二保は「7回を投げきってもまだいけるという感覚だった」と“自分超え”に確かな手応えを得た。

 昨季までの同僚に出ばなをくじかれても崩れなかった。初回先頭の福田秀に2球で追い込んだ後の3球目のチェンジアップを右翼テラス席への先制弾とされた。「(外角低めで空振りを奪った)2球目のチェンジアップより甘く入ってしまった。同じ球を続けるときにやってはいけないこと」と反省しながらも「勝負に行った結果なんで」と切り替えた。2回以降の被安打6は全て単打。「単打なら次の打者を抑えればいい。長打を打たせなかったことは収穫」とうなずいた。

 開幕ローテーション6番目の席を争う松本と投げ合った9日の紅白戦では4回1失点で、松本とともに登板した14日の広島とのオープン戦では3回無失点。好投が続く。ライバルは22日に先発するが、二保は「競争を意識しすぎると何と戦っているのか分からなくなっちゃう。自分が結果を残し続けていくことだけを考える」と気負いはない。12年目の右腕は自然体を貫き、開幕を待つ。(長浜幸治)

西日本スポーツ

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March 21, 2020 at 04:51PM
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