Photographer: KAZUHIRO NOGI/AFP
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新型ウイルスの流行による経済への悪影響への懸念は根強い。米国の景気対策を巡り、23日の東京株式市場では売り買いが交錯し、主要な株価指数は一進一退となっている。
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東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「きょうの相場は米景気対策法案次第」だとし、「法案が難航すればコロナ感染拡大の悪影響から米景気の底が見えなくなる」一方で、与野党が早期に合意できるなら「個人消費の下支えや信用不安を抑制できる点で意義は大きい」と話していた。
外国為替市場では円が全面高。ドル・円相場は１ドル＝110円台半ばで推移。米議会で景気対策法案の採決に向けて合意に至らなかったことがリスク回避の円買いにつながっている。朝方には１ドル＝111円25銭まで円が弱含んでいた。
国内債券相場は大幅上昇。長期国債先物６月物は前週末比97銭高の151円68銭で取引を開始し、一時151円86銭まで上昇した。長期金利の指標となる新発10年国債はまだ取引が成立していない。前週末の米国市場で長期金利が大幅低下した流れを引き継ぎ、買いが先行。日本銀行が臨時の国債買い入れオペを次々と実施して、長期金利上昇を抑制する姿勢を示したことも買い安心感につながっている。日銀はこの日に超長期ゾーン対象に通常の日程で同買い入れオペを行う予定。
〈きょうのポイント〉
(債券と為替を加え、最新の値動きにして更新します)
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March 23, 2020 at 06:00AM
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市場まだ不安定、米景気対策にらみ株売り買い交錯－円買い優勢 - ブルームバーグ
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