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宇宙人との遭遇、もう間近? 探査60年、中国も参入 - 朝日新聞デジタル

 宇宙人はいるか? 電波やレーザーを受信する「地球外知的生命探査(SETI(セチ))」が米国を中心に60年続いている。宇宙人のメッセージは受信できていないが、近年は地球に似た惑星が次々見つかり、時間の問題だとする研究者もいる。

生命が住める惑星は3億個

 私たちの天の川銀河の中に、生命が住める惑星は少なくとも3億個ある――。昨年10月、米航空宇宙局(NASA)などが発表した論文が話題を呼んだ。これまでに多くの太陽系外惑星を発見してきたケプラー宇宙望遠鏡のデータを元に推計した数値で、米SETI研究所のジェフリー・カフリン博士は「知的生命体がどれだけいるか推定する式の重要な数字だ」と話す。

 天の川銀河に、太陽のような恒星はおよそ1千億ある。そこに「生命が存在できそうな惑星がいくつあるか」「実際に生命が生まれる確率」など七つの数字をかけ算して、どれくらいの知的生命体が存在するかを概算したのがドレイク方程式だ。「SETIの父」と言われる米カリフォルニア大のフランク・ドレイク名誉教授が1961年に考案した。

拡大する写真・図版「ドレイク方程式」を書く天文学者フランク・ドレイク博士=SETI研究所提供

 七つに、あり得そうな数値を入れていくと答えが1を超える場合が多かったことから、宇宙人探しは一気に過熱した。ドレイク自身は10くらいと推測。知的生命体なら、電波で交信しているかも知れず、巨大な電波望遠鏡でなら受信できるかもしれない、と思われたからだ。

 その後、ケプラー宇宙望遠鏡が「恒星が惑星を持つ確率」がかなり高いことを明らかにし、観測技術の発展でほかの数字も絞り込めてきた。最近では、英ノッティンガム大のチームが、ドレイク方程式とは別の方法で天の川銀河に少なくとも36の知的生命体がいると推計した。

「たくさんいるなら地球になぜ来ない?」

 ただ、今でも知的生命体の数は…

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