大阪府独自の「宣言解除基準」きょう達成見込み「まだ早い」「桜の季節になったら…」

更新：2021/02/08 12:35

　大阪府では、独自に定めている国に緊急事態宣言の解除を要請する基準を２月８日にも達成する見込みです。

　大阪府は「直近１週間の新規感染者数の平均が３００人以下」または「重症病床の使用率が６０％未満」のいずれかを７日連続で達成した場合、専門家の意見を聞いた上で国に緊急事態宣言の解除を要請する方針を示しています。このうち新規感染者数の平均については２月７日までで６日連続で３００人を下回っていて、２月８日にも基準を達成する見込みです。

【大阪の街の人】
　「ワクチン接種まで慎重にした方がいいんじゃないかと思いますね。」
　「（感染者は）若干減っているけど、まだまだかなと思う。」
　「３月末くらいまで、できれば延長した方がいいと思います。桜の季節になったら皆さん出歩くだろうから。」
　「収まってきているので、（解除という）判断になるのかなと。元通りの生活に早く戻りたいですね。」

　基準を達成すれば、大阪府の吉村洋文知事は２月９日に対策本部会議を開いて国に要請を行うか判断する方針ですが、解除を要請する場合、宣言下でなくても時短営業の要請などが段階的に緩和できる「まん延防止等重点措置」の適用を求める考えです。