青森県の雪を観光資源として活用しようと、青森大観光文化研究センター(青森市)が取り組んでいる。同市郊外のスキー場「モヤヒルズ」で7日、イヌイットの文化として知られる雪の家「イグルー」を造り、出来栄えを競う大会を初めて開催。新型コロナウイルス収束後の観光再開を見据え、認知度向上を目指す。
大会には青森県内の家族連れや学生など6チーム、34人が参加。雪を踏み固めてのこぎりでブロック状に切り出し、らせん状に積み上げた。3時間以内に完成させ、作業の安全性や独創性、チームワークなどを3人の審査員が評価した。
父親と参加した青森市の泉川小6年福士歩人(あゆと)さん(12)は「のこぎりなど本格的な道具を使って頑丈に造るのが楽しい。来年もイグルーで遊べるくらい雪が降ってほしい」と笑顔で話した。
同センターは今後、イグルー造りの体験会や大会を定期的に開き、冬の新たな楽しみ方として定着を図る。青森大の佐々木豊志教授(野外教育)は「非日常を味わえるイグルー体験は観光と相性が良い。樹氷と併せて、青森の魅力をアピールできる」と期待する。
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