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接触アプリ「いばらきアマビエちゃん」、申請4か月まだアンドロイド利用できず - 読売新聞

 新型コロナ感染者との接触可能性を通知する茨城県独自のシステム「いばらきアマビエちゃん」に関連し、県が依然として、スマートフォンのアンドロイド端末に対応した無料アプリを県民に配信できていない。県は昨年9月、グーグルの日本法人に配信に関する申請を出したが、4か月を過ぎてもグーグル側の審査が完了しないためだ。

 県は感染拡大を防ぐ方策としてシステムを重視している。県民のシステム利用を促すため、登録手続きなどで利便性の高いアプリの配信を決めた。大井川知事は4日の記者会見で、審査の遅れについて「不可解だが、理由も明らかにされない」と苦言を呈し、「システムの普及に影響は大きい」と懸念を示した。

 県は昨年9月28日、グーグル側に申請。関係者によると、グーグル側は位置情報やカメラ機能などの利用規約について細かく指摘しており、県はメールで10回を超えるやりとりを続けてきた。

 知事は今年1月27日、グーグル日本法人の代表宛てに審査の早期完了を求める申し入れ書を郵送。「コロナ対策でアプリは非常に重要。真摯しんしに対応するので網羅的に指摘事項を示してほしい」などと要望した。

 県はグーグル側と同じ昨年9月28日、iPhone(アイフォーン)を手がけるアップルの日本法人にもアプリ配信を申請。円滑に審査を通過し、10月21日に配信を始めている。今月2日現在でダウンロード数は4万3980件に上る。

 県はアンドロイド版でも同程度の利用を見込んでいる。しかし、現状では「絵に描いた餅」の状態だ。

 グーグルを巡っては3日、厚生労働省が導入したスマホ用アプリ「COCOA(ココア)」のアンドロイド版で昨年9月下旬以降、感染者との接触があっても通知が届かない不具合が判明した。県は「COCOAへの対応が優先され、県のアプリ審査がさらに遅れるのでは」と気をもんでいる。

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