91歳の秋、「僕の書はまだ伸びる。これから僕の本物を出す時。老境の風格が出るかな」とにこやかに語った。21日に93歳で亡くなった秋田市出身の書家・大井錦亭(おおい・きんてい)さんは、最晩年まで理想を追い求めた。
本格的に書を始めたのは青年期から。1945年4月の「川崎大空襲」で被災し、8歳まで過ごした秋田市土崎港に帰郷した。同年8月の土崎空襲を挟んで2年間国鉄(現JR)土崎工場で働き、同好会で専門誌に投稿した。
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