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まだ落ちないマダイ!深場で活発 御前崎港「増福丸」から出船 - 中日スポーツ・東京中日スポーツ

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当日の最大は静岡市清水区の三宅秀彦さんが釣った2・7キロ

当日の最大は静岡市清水区の三宅秀彦さんが釣った2・7キロ

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 日に日に下がる気温に合わせマダイも深場に移動中、いわゆる落ちマダイのシーズンだ…と、例年ならなるところだが、今年は各地とも海水温が高めに推移していて、マダイの宝庫、御前崎沖でも「まだスマガツオが釣れるくらい海水温が高いからね〜。ウチは35メートルくらいの所を狙っている。浅場でもマダイは結構食ってるよ」とは御前崎港「増福丸」の増田久雄船長。そろそろ正月用のマダイも気になる季節。深場でも浅場でもマダイが釣れるなら文句なし。「現況はいかに?」とリサーチしてきました。 (中日釣ペン 粕川晃)

◆御前崎港 増福丸 残り1時間で3連発!!

<当日の模様> 当日は日曜日とあって港は結構な混雑ぶり。多くの船が釣り場へと向け次々に港を出て行くが、そこはマダイの宝庫、御前崎沖。ポイントは数多く各船思い思いの場所へと船を走らせ、増福丸がこの日選んだ御前埼灯台の西寄りのポイントにも僚船は見当たらなかった。

 タナは25メートル(上から)の指示で釣り開始。30メートルまでビシを下ろし、コマセを振りながら25メートルまで巻き上げて竿をロッドキーパーにセット。置き竿で様子を見るがアタリはなく、4分待って仕掛けを確認すると付け餌がない。次からは3分の手返しで打ち返していると、何投目かで竿先に「ククッ!」とアタリが出た。 竿先が海中に引き込まれるのを待ってゆっくりと竿を起こす。時折鋭い突っ込みを見せるのでマダイのようだが、重量感はそれほどでもなく、簡単に海面を割ったのはキロ弱のマダイだった。

 「このところ小ダイがものすごく多いんだよ」と船長。言葉通り、その後も放流サイズも交え船中何匹ものマダイが上がった。マダイの他にはイサキ、メイチダイ、スマガツオ、メジナとゲストも豊富だが、御前崎らしい良型マダイがないのは寂しい。

 昼近くになって残り時間も1時間少々。船長は細かくいろいろとポイントを探ってくれるが、なかなか結果に結び付かず「今日の御前崎は小型の数釣り?」と諦めムードが漂う中、右舷胴の間で竿が大きく曲がった。「やっと良さそうなのが食ったな〜。バラすなよ」と船長からの檄(げき)に、釣り人の三宅さんは「プレッシャーだな〜」と苦笑しながら慎重なヤリトリ。

 そして海面に現れた良型マダイに船長も笑顔でタモ入れだ。この後、左舷トモ氏、そして私もラストで良型を釣ることができ、船中3連発でこの日の釣りを締めくくった。増福丸のHPには「最後まであきらめません!」とあるが、まさに船長がそれを実践してくれた形だ。

 三宅さんのマダイは57センチ=2・7キロ、私のは1・7キロだった。御前崎沖らしい大ダイは出なかったが、このサイズが普通にそろうのが御前崎のすごいところ。数でも私の釣果で10匹(うち3匹はリリース)魚影の濃さも御前崎沖ならではだ。

◆五目対応2本針 ガン玉オモリも

<釣り具&仕掛け> 外洋に面する御前崎沖では波やウネリの高い日もあり、置き竿中心で狙うなら竿は3メートル以上の長竿がオススメ。ビシは100号なので50号負荷表示の物が好適だ。

 仕掛けは、もっか五目釣り的な要素もあるので2本針がいいが(最近はマダイ専門でも2本針が主流)、大ダイの確率が高いエリアでもあり、枝ハリスは編み込みで出すなど強度には十分に注意を払いたい。

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