「久保建英は相棒まだ見つかっていない」ビリャレアル内の進まぬ連係を地元紙指摘…久々先発も得点ならず - 中日スポーツ・東京中日スポーツ

ビリャレアル・久保建英（AP）

　スペイン1部ビリャレアルの久保建英（19）は13日に行われた第13節ベティス戦に先発出場した。味方の負傷が連続した影響もあってか後半途中でピッチを去り、チームも1－1のドローに終わった。

　ビリャレアルは故障者が続出していることもあり、久保はこの日右MFでキックオフの笛を聞いた。26分には左サイドからのクロスに飛び込んだもののボールが左足にヒットせず、ゴールに流し込めなかった。その後ビリャレアルは前半で2人の負傷交代が発生するなど野戦病院化。後半6分にベティスに追いつかれると、久保は後半13分に途中交代を告げられる。地元紙「AS」は試合後の採点（3点満点）で久保に1点をつけるなど、高い評価ではなかった。

　また同紙のコラムではではそれぞれ今季レアル・マドリードとバルセロナで本領を発揮できてないビニシウスとグリーズマンとともに、久保の名前が列記され「彼らはチーム内に溶け込もうとしているが、計画通りには進んでいない」と評価。久保については「自信や個性、高い質を持っている。しかし彼は相棒がまだ見つかっていない」と実力派の選手でありながらも、チーム内での連係が進んでいないことを指摘している。