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もう「映え」ではない!Instagramが「コミュニティ」へ進化した理由 - MarkeZine

映えなくてOK!? Instagramの世界が激変

 数年前はいわゆる“キラキラ系”と称される層を中心とした「映え」のイメージが先行していたInstagram。お洒落な写真以外は投稿しづらいという空気がユーザー間で広まっていましたが、今ではそんなことはありません。

 24時間で消える動画投稿機能である「ストーリーズ」が登場したことで、それまでよりも圧倒的に気軽に投稿できる雰囲気が広まったからです。これはInstagramの歴史において、ターニングポイントでした。ストーリーズによって投稿ハードルが下がった要因として考えられるのは、主に2つあります。

 1つは、「どうせ後で消えるから、深く考えなくていい」という潔さがユーザーのアクションを後押ししたこと。もう1つは、個人のアルバムやギャラリー的な役割を担っているいわゆる「映え」写真が並ぶフィードと、投稿エリアが区分けされたことです。文字入れやスタンプで装飾が簡単にできることもあり、ストーリーズは「お洒落な写真じゃなくても投稿していい場所」というすみ分けができました。

 今ではストーリーズを中心に、なんてことのない日常シーンが数多く投稿され、幅広い層の女性がアクティブに利用しています。「インスタ映え」で人気を博したInstagramですが、いまや女性たちの利用目的は、「映え」に留まらないのです。

Instagramは「映え」から「コミュニティ」へ

 トレンダーズが2020年9月に実施した調査(※)では、20~30代女性Instagramユーザーの閲覧目的1位は「フォローしている人の近況を知りたい」が70.5%で、Twitterの50.0%と比べて20ポイント以上高い数値となっています。フォローしているアカウントに対するロイヤルティの高さがうかがえます。

 その他、Twitterと比較した時の差が大きいものを順に並べると、「トレンド・話題のものを知りたい」(64.5%)、「趣味関連の情報を知りたい」(55.4%)、「インスピレーションが湧くものに出会いたい」(26.5%)、「人とコミュニケーションをとりたい」(32.5%)という結果になっています。

 また、ユーザーが思うInstagramのイメージを聞いてみると、「共通の趣味を共感できるコミュニティ」「子育てや仕事に関して語れるコミュニティ」といった意見が目立ちました。

 これらの結果から、女性たちは現在のInstagramを、「好きな話題でつながれるコミュニティ」と捉えていることがわかります。


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