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「水かけ菜」収穫楽しもう オーナー募集開始 農家は販路開拓、負担軽減に - 東京新聞

毎年行われているオーナーによる水かけ菜の収穫作業=御殿場市で(市提供)

毎年行われているオーナーによる水かけ菜の収穫作業=御殿場市で(市提供)

 御殿場市は十五日、富士山麓で「冬場に採れる青菜」として重宝される地場産品「水かけ菜」を収穫できるオーナーの募集を始めた。毎年応募が殺到する人気の取り組み。田んぼの世話は農家が担い、オーナーは好きな時期に家族や友人と収穫を楽しめる。

 水かけ菜はアブラナ科で、シャキシャキとした食感が特徴。主に漬物やおひたしなどに使われる。

 市によると、募集区画は同市上小林の約二百十区画で、一区画当たりの広さは約四平方メートル。先着順で一人五区画まで応募できる。料金は一区画につき二千円。来年二月上旬に農園主との顔合わせ会(希望者のみ参加)があり、収穫時期は二月中旬〜三月中旬になる見込み。

 十五日朝に募集を始めたところ、半日で募集区画の半分近くが埋まる人気ぶりで、リピーターが半数以上を占めるという。一般的に一区画で六、七キロの生葉を収穫でき、市担当者は「収量が多く見込めるため、コストパフォーマンスの良さが人気の要因に挙げられる」と説明する。

 高齢化や後継者不足の影響で、市内の水かけ菜の栽培農家は減少傾向にある。オーナー制度により、販路開拓に加え、寒い冬場の収穫作業という農家の負担軽減にもつながる。問い合わせは市農政課=電0550(82)4620=へ。 (佐野周平)

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